蘭園(オーキッドファーム)&蝶園
チェンマイは年間を通じて、さまざまな花々が咲き乱れる恵まれた地です。
そのなかでも、ひときわ鮮やかな美しさを見せてくれるのが、オーキッド(蘭)です。
蘭は、古い時代から、タイの人々にとって特別な花でした。
タイの町中を歩けば、いたるところにランの花びらをモチーフにしたデザインを、目にすることができます。
たとえば、タイ国際航空の機体に描かれているのも、鮮やかな紫色のランです。
ランはタイのシンボルともいえる花で、タイ人はランが大好きです。
マーケットや露店に足を向ければ、デンファレやシンビジュウムなどのランが売られている姿を、よく見かけます。
チェンマイの郊外にあたるメーサイ・メーテン方面には、観光客に人気の高い蘭園(オーキッド・ファーム)と蝶園(バタフライ・ファーム)があります。
蘭園は温室風の造りになっており、年間いつ訪れても、さまざまな種類のランが、一面に咲き誇っています。
日本では高価なカトレアも、胡蝶蘭も、その優雅な美しさを惜しみなく見せてくれます。
一口にランといっても、その種類も、色合いもさまざまです。
白やピンクもあれば、黄色や青、紫など多彩な色彩にあふれ、さらに微妙に異なる色の濃淡が加わることで、鮮やかな色彩の渦が、目の前に展開されます。
一つひとつの花の繊細さ、華麗な美しさを、心ゆくまで鑑賞してみてください。
蘭園の奥には、蝶園が併設されており、花々の間を飛び交う熱帯の蝶を見ることができます。
蝶の数は、行く時期によってかなり違ってきます。
繁殖後だと、羽化したばかりの無数の蝶々が飛び交い、その美しさに圧倒されます。
(繁殖の時期とずれると、残念ながら寂しい気が・・・)
ランと蝶を鑑賞した後は、ショッピングも楽しめます。
蘭園のスーベニアショップでは、本物のランを加工したブローチやペンダントが売られています。
ランの表面をエナメルで覆い、自然の色合いをそのままに活かすことで、どれひとつ同じ形・同じ色のものがありません。
生きたランの鮮やかな色彩が、そのまま残った美しいアクセサリーは、お土産にしても喜ばれることでしょう。値段も案外お手頃ですよ。
また、ラン自体の即売も盛んに行われています。
蘭園にはカフェもありますから、蘭園を散策した後は、色とりどりのランに囲まれながら、ゆったりティータイムを楽しむのも、お洒落ですね!
蘭園(オーキッドファーム)&蝶園 ギャラリー
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