バートンコーと豆乳
寒い時、よく屋台の豆乳屋さんで
あったかい飲み物を買うのですが、
朝、仕事に行く途中、買って事務所で飲んだり、
夜は夕食後に買いにいったりします。
豆乳だけじゃなく、
牛乳やココア、コーヒーもあります。
豆乳屋さんではパートンコー(揚げパン)も買って、
あったか飲み物と一緒にいただきます。
ほっとするひと時です。
一口メモ
チェンマイの朝食の定番といえば、バートンコーと豆乳でしょうね。
カオトーンというお粥も人気ですが、朝の屋台の主役は、やっぱりバートンコーと豆乳なのです!
バートンコーをひとことで表すなら、揚げパンです。
薄くのばした小麦を短冊のように切り、ふたつを真ん中でつまんで揚げるため、ちょうどアルファベットのXのような形になります。
新鮮な油を用いて揚げるのが、バートンコーの美味しさの秘訣です。
口に入れても、けして油っぽくなく、さっぱりとした風味が広がります。
タイ料理は油を使うことが多いため、どうしてもお腹がもたれがちです。
だからこそ、朝にはサクサクしたバートンコーを食べたくなるのでしょうね。
甘さ控えめの熱々の豆乳に、バートンコーをちぎって浸してから食べるのがチェンマイ流です。
これはもう、病みつきになる美味しさですので、ぜひお試しあれ!
バートンコーの屋台は、朝のワローロット市場でもたくさん見かけますが、なかでも一際有名な屋台が「ゴーネン」です。
ゴーネンのバートンコーは、ありきたりのエックスの形ではありません。
注文をすると象や恐竜、ワニやパンダなどの形になるように、揚げてくれるのです!
形が変わっても味が変わるわけではありませんが、象やステラザウルスの形のバートンコーを見ていると、朝から思わずニンマリしてしまいます。
お子さんがいれば、大喜びされること間違いなしです。
よく見ると、手足が五本指になっていたりと、かなり細部までこだわって作られています。
これも職人のなせる技なのでしょうね!
ゴーネンは正確には、トンラムヤイ市場のガンペンディン通りで出店していますよ。
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2012年1月24日|
カテゴリー:チェンマイの食