チェンダオの幻の蝶

チェンダオの幻の蝶

先週、チェンダオへ行ってきました。

用事のために行ったので、
観光スポットに寄ることはできませんでした・・・。
本当はチェンダオ洞窟とか、タートンとか
行きたかったんだけど・・・。

しかも、多人数で行ったので、
私はピックアップ車の荷台・・・。
荷台に乗って、山道を揺られること2時間・・・。酔

途中、大雨が降ってきちゃうし・・・。
荷台部分には屋根はあるけど、
サイドと後ろは開きっぱなし・・・。

今度行くときは車の中の座席を奪取するぞ~!

 一口メモ

チェンダオ山は、その周辺に暮らすタイ人や山岳民族の人々に、「聖なる山」として仰がれています。

その理由は、チェンダオ山を近くから実際に仰いでみれば、きっとわかることでしょう。

ほとんど石灰岩だけでできたチェンダオ山の不思議な形、標高の高さもあってか、チェンダオ山からは神秘的な威厳が漂ってきます。

雨期になり、山全体が霧に覆われると、その神秘的な度合いは、ますます増すことになります。

チェンダオといえば、チェンダオ洞窟が有名ですが、もうひとつ、一部のマニアから羨望のまなざしを注がれているものがあります。

それは、幻の蝶・シボリアゲハです。
別名「ヒマラヤの貴婦人」とも呼ばれています。

チェンダオは珍しい蝶々が生息するメッカとして、世界的に有名です。

なかでもシボリアゲハは、ブータンと中国の雲南、そしてタイのチェンダオ山にしか生息していないとされる、まさに幻の蝶です。

チェンマイのメーサー渓谷にあるクイーン・シリキット・植物園に足を運べば、シボリアゲハの標本が展示されていますので、どんな蝶なのか気になる方は、ぜひ実物をご覧くださいね。

でも、シボリアゲハの本当の美しさは、標本ではけしてわかりません。

シボリアゲハは、その飛び方にこそ人気の秘密があります。

木の葉が舞い落ちるように、幻想的なまでに優雅に飛ぶといわれているからです。

マニアの方が、シボリアゲハが飛んでいる姿を、一度は見てみたいと思う気持ちも、わからなくもありません。

険しい自然のなかにしか姿を現さないシボリアゲハを採集しようとして、多くのマニアが命を落としたとも伝えられています。

さて、そのシボリアゲハですが、世界中からマニアが押し寄せ(特に多かったのは日本人だったようです)たことで、現在ではチェンダオ山でも、その姿をほとんど見かけることができないそうです。

シボリアゲハが高く売れることに気づいた周辺の人々によって乱獲がはじまり、気がついたときには、もうどこにもシボリアゲハの姿が見えなかったとか・・・。

山岳民族の人々による焼き畑の影響もあるのでしょうが、なんともさびしい話ですね。

チェンダオ山では現在、蝶の採集は完全に禁じられています。

網をもっていると、すべて没収されますので、ご注意を!

それでも商魂たくましいチェンダオの人々は、日本の昆虫マニア向けにクワガタを養殖しているとか!

名実ともに幻となってしまったチェンダオ山のシボリアゲハですが、そのすべてが絶滅したとは考えにくいですよね。

チェンダオ山に登ってみれば、ふとした瞬間に幻の蝶シボリアゲハが、その優雅に舞う姿を見せてくれるかもしれませんよ。

タグ

2011年5月30日|

カテゴリー:チェンマイの動植物, チェンマイの観光