馬に乗って托鉢へ

馬に乗って托鉢へ

馬に乗って托鉢をする少年僧

馬に乗って托鉢する幼き少年僧

チェンライでの、馬に乗っての托鉢風景です。

 一口メモ

チェンマイに来て、黄衣をまとったお坊さんが托鉢する光景を目にしたことはあっても、お坊さんが馬に乗りながら托鉢する姿を見かけた方は、少ないことでしょう。

チェンライで有名な高級リゾート「プーチャイサイ・リゾート」の近くに、シーンムーンライ村という小さな村があります。

この村里からさらに山を登った奥地に、「馬に乗って托鉢をする寺」として名高い寺院があります。

村里までの距離があまりにも長いため、困り果てたお坊さんが馬に乗ったことが、その起源と伝えられています。

以来、このお寺から托鉢のために村里に降りる際には、馬に乗ることが日常化しました。

早朝、まだあどけなさを残す少年僧の集団が、馬に乗って降りてくる光景は、なにやら戦国絵巻を見るようで、圧倒的な迫力があります。

お祭りのためのイベントではなく、早駆けするために馬に乗るためわけですから、その疾走の速いこと!

何頭もの馬が砂ぼこりをあげ、黄色い集団が勢いよく近づいてくると、不思議な高揚感に包まれます。

まして、その正体が、幼い少年層ばかりとわかると、なんとも微笑ましいのです!

早朝から村人たちは、馬に乗った少年僧たちを待ちわびて行列を作ります。

馬上から托鉢を受け取った少年僧は、馬前に跪き頭を垂れる村人に向かい、短い経文を唱えます。

毎朝繰り返される厳かな儀式には、伝統が育んだ歴史が息づいています。

このお寺は、親を亡くした孤児たちを引き取って育てる寺としても有名です。

馬に乗った少年僧たちの多くは、このお寺に育てられた孤児というわけです。

托鉢がすむと少年僧たちは器用に馬首を翻し、さきほど来た道を、勢いよく駆けて帰っていきます。

村人たちの崇拝を集める、馬に乗った黄色い集団の後ろ姿を見送りながら、ふと三国志に出てくる黄巾の乱を連想してしまいました!

かわいらしくも豪快な、馬に乗った少年僧の托鉢をご覧になりたい方は、ぜひ早起きに挑戦してくださいね!

プライベートツアーのお問い合わせは、こちらまでどうぞ!

● プライベートツアーのお問い合わせ

タグ

2011年9月 1日|

カテゴリー:チェンマイの観光

「チェンマイの観光」カテゴリ の関連記事