ワット・シーチュムのアチャナ仏

ワット・シーチュムのアチャナ仏

スコータイ遺跡公園のアチャナ仏

ワット・シーチュムのアチャナ仏

13世紀に、タイ族によって始めて成立した王朝。

約70m2という広大な敷地に広がるスコータイ史跡公園には、
遺跡として確認されているものだけで200ヶ所以上あります。

1991年にユネスコの世界遺産に登録されました。

 一口メモ

スコータイ遺跡公園のアチャナ仏

世界遺産スコータイを代表する仏像

右の写真にある仏像は、世界遺産スコータイを代表する遺跡のひとつとして、とても有名です。

ワット・シーチュムのアチャナ仏です。

写真で見るのと実物を目にするのとでは大違いで、ワット・シーチュムを目指して歩くとき、32メートル四方、高さ15メートルの巨大な壁の隙間から、アチャナ仏の顔が見えたときの感動は、言葉で伝えきれるものではありません。

近づくほどに、その巨大さを実感し、畏怖の念がこみ上げてくることでしょう。

「アチャナ」とは、タイ語で「畏れないもの」の意味です。

アチャナ仏の座り方自体が、死神の調伏を表すそうですよ。

四方の壁をくぐり抜け、高さおよそ13メートルのアチャナ仏を見上げると、こちらを真っ直ぐに見下ろすアチャナ仏の視線にドキッとしてしまいます。

アチャナ仏の視線は、あえて参拝者を見下ろすように作られているからです。

アチャナ仏を窮屈に取り囲むように壁がせり出していますが、実はこれは、アチャナ仏をより大きく見せるための工夫です。

曲線を帯びた四方の壁があることで、目の錯覚により、実物よりもさらに大きく仏像の存在を感じられるようになっています。

アチャナ仏の左側の壁には、小さな窓が見えます。

その昔、スコータイ王朝が栄えた頃は、王様がその小部屋の奥に座し、参拝者に向けて声を放ったと伝えられています。

声を耳にした人々は恐れおののき、仏の声として、その命じるままに従ったのでしょうね。

仏の威信が、王室の権威を支えていました。

アチャナ仏の前に跪き、深く頭を垂れると、数百年前の王の声が、今でも聞こえてくるような気がします。

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2012年3月16日|

カテゴリー:チェンマイの観光

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