チェンマイのオークパンサー

チェンマイのオークパンサー

3ヶ月続く雨季があけるとされるのが、
陰暦11月中旬の満月の日。
今年は10月26日、今日です。

今朝、出勤途中、
お寺へお供えを持って行く人を見かけました。

事務員のラムさんもオークパンサーで
お供えする食べ物の準備に忙しそうです。

お供えのお菓子はいつも手作りなんですって。

 一口メモ

タイ仏教では毎年、雨季のはじまる頃に、像呂は寺にこもり、
およそ三ヶ月に渡って修行を積みます。
この、お寺にこもる日のことを、カオパンサー(入安居)と呼びます。

カオパンサー以後、僧侶は寺から一切出られなくなります。

そして、雨季が開ける頃、カオパンサーからおよそ三ヶ月経った満月の日、
僧侶の修行が終わり、寺から出ることを許されます。

この日が、オークパンサー(出安居)です。

オークパンサーとは、カオパンサーの日からはじまった寺にこもって修行する期間が開ける日のことです。

寺にこもって修行に励んでいた僧侶たちが、オークパンサーの早朝に、
一斉に寺から出てくるとあって、昔からタイの人たちは、
僧侶を出迎え、お布施をするために、集まります。

この儀式を、"テオロハナ"と呼びます。

チェンマイのオークパンサーでは、チェンマイ大学構内がもっとも有名で
多くの人混みで埋め尽くされます。

チェンマイ大学のすぐ近く、チェンマイ市の裏山にあるファーイヒン寺から、
黄衣をまとった500人ほどの僧侶が、一斉に階段を下りてくる姿は、壮観です。

僧侶が降りてくると、食べ物や花を喜捨する人たちで、あふれます。

ちなみにお布施や喜捨は、お坊さんに物を捧げているわけではありません。

物品を通して、自分のなかにある悪い因縁や厄を、
お坊さんにもらってもらうこと、それがお布施の本来の意味です。

お布施を受け取ると、お坊さんは静かに簡単なお経を唱えます。

その間、お布施をした人は跪き、お坊さんに向かって手を合わせます。

お経の声が四方八方で響き渡り、お線香と花の香りに満たされた空間は、
妙に居心地がよいものです。

心が浄化されていくような、そんな気がします。

オークパンサーの日にチェンマイに滞在されている方は、
ぜひ一度、足を運んでみてください。

チェンマイ市内の寺院など、どこのお寺でも、
オークパンサーの早朝には、テオロハナの儀式が執り行われていることでしょう。

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