山岳民族メオ族の村

山岳民族メオ族の村

メオ族の村の子供たち、メオ族の古い民族衣装を着た子供が二人、柱に寄りかかっている

メオ族の村の子供たち

ドイステープをさらに上っていくと、
その先にある山岳民族メオ族の村ドイプイ。

こちらでは、伝統的な暮らしを続ける
村人の生活にふれることができます。

豊かな自然の中に点在する土間式の家、
鮮やかな模様が織り込まれた民族衣装、
ぬくもり伝わる手工芸品、
素朴な中に安らぎを感じます。

 一口メモ

チェンマイから一番近い山岳民族の村が、
ワット・ドイステープをさらに奥に入ったところにあるドイプイです。

メオ族、あるいはモン族と呼ばれている山岳少数民族の村です。

北部タイでは、山岳民族の村があちらこちらに点在しています。

タイ民族とは異なる独特の風習をもった山岳民族の人々は、
統計ではタイ国内に百万人いるそうです。

実にタイの全人口のおよそ2%を占めています。

美しい民族衣装や微にいる色彩を散りばめた伝統の刺繍工芸品など、
山岳民族の人たちの手作りの品は、世界的にもとても有名で、
各国からバイヤーが訪れています。

メオ族の村ドイプイでも、手作りの工芸品を売る露店が軒を重ね、
まるで縁日のような賑わいをみせています。

露店ばかりが目立つためか、旅の前に抱いていた山岳民族のイメージとは違うと
嘆く方もいますが、山岳民族の人々が、観光地として発展することを選んだのも、
間違いのない現実です。

たとえばメオ族の村では、ひと昔前まではケシの栽培で
生計を立てていました。

世界の麻薬の生産地として名高い魔のゴールデントライアングルが、
タイ北部のチェンセンにあるように、 政府の目の届かない山岳地帯で行われるケシの栽培は、
山岳民族の人々にとって、貴重な財源でした。

もちろん、この状態がよいわけはなく、
タイ政府も取り締まりを強化しましたが、
山岳民族の人々もまた、生活のためにケシを栽培しなければならないわけで、 まさにイタチの追いかけっこでした。

しかし、タイの王室プロジェクトにより、
ケシの栽培から観光へと、生活の財源は移され、
タイ国内では今では、ケシの栽培は根絶されています。

メオ族の村ドイプイもまた、観光地として生まれ変わり、
今は連日、多くの観光客が足を運び、賑わっています。

ドイプイの村の奥に入ると、観光用にのみ栽培されているケシを
実際に目にすることができますよ。

お土産屋さんばかりに目が行くと見失いがちですが、
ドイプイの村には、実際に毎日の生活を営むメオ族の人たちがいます。

なにげない民家の造りや、道ばたで刺繍をしている少女など、
メオ族の人たちの実生活をのぞいてみれば、
観光ガイドブックには書かれていない新しい発見や体験に
きっと出会えることでしょう。

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2011年3月11日|

カテゴリー:チェンマイの観光

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