タイのお坊さんの衣は、なぜ黄色?

タイのお坊さんの衣は、なぜ黄色?

タイのお坊さん画像

黄衣に身を包んだタイのお坊さん
高僧から少年層まで黄色の衣をまといます

そうか、それでわかったぞー。
この間、遭遇した学生のパレードの意味が。
カオパンサーのパレードだったのかー。
近くのお寺にロウソクを献納に行く途中だったんだねー。

そういえば、タイのロウソクってなんで黄色なのかな?
日本ではだいたいロウソクは白でしょ。
タイではお坊さんの袈裟の色も黄色だから、
たぶん、黄色には特別な意味があるんだねー。

私も明日、黄色いろうそくを持って、お寺に行こーっと!

一口メモ

黄色はタイにとって特別な色です。

親タクシン派と反タクシン派が対立した抗争でも、
黄色の服と赤服に分かれて争っていた映像が、
日本でも度々放送されていました。

タイでは生まれた曜日によって、色が決まります。

黄色は月曜日生まれの人たちの色です。

そして、現在のタイ国王プミポン国王の生まれた曜日が、月曜日なんです。

ですから、チェンマイをはじめ、タイのなかで
王室関連のイベントが催されると、
黄色に染められた服や旗などが、目立つようになります。

さて、お坊さんの着る衣ですが、一般に黄衣と呼ばれています。

タイには約3万の仏教寺院があり、約40万人の僧侶がいるといわれていますが、
身分に関係なく、高僧から修行僧まで、タイのお坊さんは
すべからく黄衣をまとうことになっています。

この木綿の黄衣は、修行のときだけ着ているわけではありません。

一度出家をすると、還俗しない限り、衣を脱ぐことは許されません。
寝るときも、黄衣をまとったままです。

では、なぜお坊さんの法衣は黄色なのでしょうか?

その秘密は、法衣を黄色に染める原料ターメリックにあります。

ターメリックは日本ではウコンと呼ばれていますね。

ターメリックには古代より、邪悪なものを避ける力や浄化作用がある
と信じられてきました。

一種の魔除けとして、黄衣が誕生したようです。

そのほか、ターメリックには防虫・抗菌効果があることも知られています。

生涯肌身につけ続ける法衣だからこそ、衛生面に配慮することは当然ですよね。

法衣を黄色に染めるのは、古の知恵なのかもしれません。

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2011年2月20日|

カテゴリー:祭りと行事

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