タイのバレンタインデー
先日、ワローロット市場の花屋さんの前を通りかかると、
中高生のお客さんがたくさん!
どうした?
ん?卒業式か?部活の先輩に渡すのか?
答え:この日は2月13日。
バレンタインデー前日なのでした。
タイの子達って、バレンタインに
バラの花をあげたりするんだよね。
私はバラよりチョコがいいなー。
花より団子派☆
まっ、そんな願望を言ったところで、
誰も聞いてくれる人いなかったりして・・・。とほほ・・・。
一口メモ
バレンタインデーは、タイでも大きなイベントのひとつです。
ただし、日本のバレンタインとは、大きく違います。
もっとも、女性から男性へチョコレートを送るという習慣は、世界広しといえども日本だけとか!?
タイのバレンタインデーは、男性から女性へバラの花を送る日です。
バレンタインが近づくと、花屋さんの店頭には、色とりどりのバラの花束が並びます。
タイでは、タイの物価に合わせて、花が比較的安く売られています。
バラも例外ではなく、50本ほどのバラの花束が60バーツぐらいで売られています。
バラにもグレードがあり、高級品だと10本で100バーツほどでしょうか。
ところがバレンタインデーの時期には、タイ全土でバラが不足がちになるため、バラの値段が高騰します。
花束ではなく、バラ1本に100バーツの値札がついていることも、けして珍しくありません。
それでもタイの男性は、意中の女性に告白するために、競ってバラの花を買い求めるのです。
ずいぶんロマンチックですよね。
しかし、単にロマンチックとばかりに安穏としてはいられない事情が、タイにはあるのです。
日本のバレンタインデーとの決定的な違いが、あるからです。
それは、タイでは義理チョコならぬ義理バラが、一切ないことです。
もし、何人もの女性にバラを捧げている男性がいれば、すぐに浮気者の烙印を押されてしまいます。
ですから、バラを贈ることができるのは、たった一人の女性だけなのです。
これはもう、真剣勝負にならざるを得ませんよね。
逆に女性の立場から見ても、バレンタインデーは勝負日です。
つきあっているつもりの恋人から、バラが届かないなんてことがあれば、笑いごとでは済みません。
そりゃもう、修羅場が待っていること確実です。
年頃の女性で、1本のバラも届かないとなると、これはこれで深刻になるみたいですよ。
う~ん、義理チョコ真っ盛りの日本のバレンタインデーのほうが、のどかでいいのかもしれませんね!
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2012年2月16日|
カテゴリー:チェンマイLIFE