早朝の托鉢とタンブン

早朝の托鉢とタンブン

ルアンパバーンの托鉢風景

ラオス、ルアンパバーンの托鉢風景

今朝は久しぶりに6時に起きて、
チェンマイ門の近くへ行ってみました。

朝、早くから市場には活気があり、
お坊さんに托鉢する人の姿も
たくさん見かけました。

素敵な朝の風景に出会いました。

 一口メモ

チェンマイに観光として訪れる方は、ぜひ早朝にチェンマイ門や、市場に出向いてみてください。

そこでは黄衣をまとった僧侶たちと、彼らの前でひざまずくタイの人々の厳粛な姿を、垣間見ることができますよ。

僧侶といっても、いかにも小僧さんという風情の子供のお坊さんも、けっこう混じっています。

きっと短期間だけお寺にこもって修行しているのでしょうね。
でも、たとえ子供であっても黄衣を着ているからには、お坊さんに変わりはありません。

子供のお坊さんの差し出すお椀に、タイの人たちは家で用意してきた食物や、市場で買い求めた魚や鶏肉などを入れ、お坊さんの前に跪くと、短い読経に耳を傾けながら、じっと手を合わせるのです。

早朝の托鉢は、タイの風物詩のひとつです。

タイも日本も、仏教が盛んな国であることに変わりはありませんが、両国の仏教には、実は大きな違いがあります。

日本の仏教は中国から伝わった大乗仏教ですが、タイはスリランカと並ぶ上座仏教の国です。

以前は小乗仏教という言葉を使っていましたが、小さいという言い回しに差別的な匂いがあるため、今日では上座仏教と呼びます。

上座仏教は、釈迦の説いたままの仏教を今に伝える、出家者を中心とする仏教です。

大乗仏教に比べて、上座仏教は厳しい戒律で律されています。

出家者は財産をすべて捨ててから仏門に入りますが、労働は一切禁止されているため、食べるために早朝、托鉢に出ます。

タイ人の多くは、タンブン(徳積み)のために僧侶に喜んで食物を捧げます。

それに対して僧侶がお礼を言うことなど、けしてありません。

感謝の気持ちをあらわすのは、食物を捧げたタイ人のほうです。

一般常識から考えると奇異に映るかもしれませんが、お坊さんへの喜捨は、自分の徳を積むとともに、自分のなかの汚れや災厄をお坊さんに代わりに受け止めてもらう行為なのです。

徳を積むことで現世での幸せを得て、さらに来世でよりより環境に生まれ変わることができると、タイ人の多くは信じています。

ただ、不思議なのはタイの友人たちの願いが、あまりにも安直なこと!

お金がない、だから托鉢をする僧侶に喜捨をしよう! という方程式が、瞬時に彼女たちの脳裏をよぎるようです。

う~ん、お金がないなら働けばいいのになぁ、とついつい思ってしまいますが、熱心に僧侶の前で祈る彼女たちを見ていると、なにも言えなくなってしまいます。

人が真剣に祈りを捧げている姿って、どうしてあんなにも厳かなのでしょう!

そうして深い祈りのあと、彼女たちが足早に向かった先は・・・。

近くの宝くじ売り場でした(汗)

う~ん、当たるといいね!

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2011年5月31日|

カテゴリー:チェンマイLIFE, 祭りと行事

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