スコータイ世界遺産遺跡1泊2日ツアー

1日目 午前 8:00 – 午後 7:30 / 2日目 午前 9:00 – 午後 6:30

チェンマイ発着・スコータイ世界遺産遺跡1泊2日

ツアー内容

世界遺産をこの目で、じっくりと!
悠久なる時の流れに思いを馳せるスコータイ遺跡を巡る1泊2日の旅

※ユネスコ世界遺産登録されているスコータイ史跡公園。スケールの壮大さに圧倒されます。
1泊2日コースでスコータイとシーサッチャナライ歴史公園、ピサヌロークを堪能しましょう。

スコータイ遺跡は、チェンマイの南約350km、タイ北部の南端に位置します。スコータイ遺跡は、アユタユ王朝の開かれる前にあたる13世紀の半ば、タイ族によってはじめて成立した王朝であるスコータイ王朝(1238~1438年)の都跡です。スコータイは、タイ語で幸福の夜明けという意味をもっています。

スコータイ遺跡は、1991年にユネスコの世界遺産に登録され、東南アジアでもっとも価値のある史跡のひとつとして認められるほどの、とても有名な遺跡です。

スコータイ遺跡公園1泊2日ツアーでは、高名なスコータイ遺跡公園(スコータイ歴史公園)のほかに、同じく世界遺産に登録されているシーサッチャナーライ歴史公園と、タイでもっとも美しいといわれる仏像がある町ピサヌロークを訪ねるなど、見所満載です!

古の物語に思いを馳せながら、スコータイ遺跡群を余すところなく、巡ってみてください。


スコータイ世界遺産遺跡ツアー1泊2日 プライベートツアースケジュール表
備考: 状況により、ツアースケジュールが変わることがあります
スコータイ世界遺産遺跡ツアー1泊2日 ツアースケジュール
1日目
AM8:00 チェンマイのご宿泊先へお出迎え。ここからご帰宅まで専用ガイド(日本語)が同行致します。
はじめから終わりまで、日本語ガイドが同行します。シーサッチャナライ歴史公園観光(昼食付)
※ワット・プラシーラタナーマハタート ※ワット・チャンロム
※ワット・チェディチェッドテーオ ※ワット・ナーンパヤーなど
PM5:30頃 ホテルチェックイン (パイリンスコータイホテル)

ホテルにて夕食

2日目
AM9:00 ホテルチェックアウト お出迎え

ラームカムヘーン博物館見学

世界遺産スコータイ史跡公園見学
※ワット・マハタート(マハタート寺院)
※ワット・シーサワイ(シー・サ・ワーイ寺院)
※ワット・スラ・シー(スラ・シー寺院)
※ワット・シー・チュム(シー・チュム寺院)
※ワット・プラ・パーイ・ルアン(プラ・パーイ・ルアン寺院)など

ピッサヌローク市内観光
※ワット・ヤイ

その後チェンマイへ戻ります。(21:00頃帰着予定)
(チェンマイに戻らずバンコクへ行かれる方はピサヌローク駅、スコータイ空港への送迎可能)

料金に含まれているもの
チェンマイ市内から若しくはスコータイ空港お迎えからの観光送迎 / 食事(朝1昼2夕1)/ ホテル代(2名1室が基準) / 旅行保険

料金に含まれていないもの
お飲み物・電話代・ランドリーなど個人的ご利用の諸費用


1名様あたりの料金
スコータイツアー1泊2日 料金表
期間 大人
(2名1室)
TAX7% 子供
(ベッドあり)
TAX7% 子供
(ベッドなし)
TAX7% 1人部屋追加 TAX7% 1名様のみ
の参加
TAX7%
2024年10月31日まで 9,500B 665B 4,800B 336B 4,300B 301B 1,900B 133B 16,300B 1,141B

備考
食事は朝食1回、昼食2回、夕食1回が含まれます。
お部屋のアップグレード承ります。お問い合わせください。
年末年始、ロイカトンなどピーク時は追加料金などお問い合わせください。
子供料金は2歳以上12歳未満の料金です。
一人部屋追加は、2名様以上でご利用の際、追加でお部屋を用意する場合の料金です。

バンコク発のお手配も可能です。バンコク発航空券も併せて手配できます。
(バンコクエアウェイズ片道/往復)


スコータイ世界遺産遺跡1泊2日ツアーの見所

ラームカムヘーン博物館見学

スコータイ特産サンカローク焼き画像
スコータイのサンカローク焼き

ラームカムヘーン博物館には、タイ語で書かれた最古の文献として有名なラームカムヘーン王の碑文があります。残念ながら本物の碑文はバンコクの国立博物館にあるため、ラームカムヘーン博物館におかれているのはレプリカになります。
ラームカムヘーン王の碑文は、スコータイ旧市街で発見され、「スコータイは美しい国ぞ! 水に魚住み、田に稲穂実る」という有名な言葉が刻まれています。

ラームカムヘーン博物館には、スコータイの地で発掘された数々の仏像が展示されていますが、ことに有名なのは、大きな遊行仏(ゆぎょうぶつ)像です。遊行仏とは、ブッダが歩く姿をかたどった仏像のスタイルで、スコータイの仏教美術を代表する、とても優美な仏像です。亡くなった母親に仏法を説いたブッダが、天から帰ってくる様子を表したものだそうです。

また、ラームカムヘーン博物館内には、サンカローク焼きの焼き物も多数展示されています。サンカローク焼(宋胡録)は、世界的にも名の知られた、スコータイ特産の陶器で、日本にも「すんころく焼」として江戸時代に入ってきました。
他にも古い書物、当時使用されていた水道のパイプ等が展示されているほか、スコータイ遺跡の模型もあります。

シーサッチャナーライ歴史公園

シーサッチャナーライ歴史公園画像
世界遺産シーサッチャナーライ歴史公園

スコータイから北へ約56㎞の位置に、シーサッチャナーライ歴史公園があります。シーサッチャナーライは、スコータイ王朝の歴代の副王が統治していた古都であり、スコータイに続く第二の都市として栄えました。

ヨム川沿いに広がるシーサッチャナーライ歴史公園は、総遺跡数215以上という大規模な遺跡公園です。スコータイより一回り小さい城壁と堀に囲まれたなか、見応えのあるたくさんの寺院が並んでいます。

シーサッチャナーライ歴史公園は、総面積も45km2以上と広く、見所が点在していますから、遺跡に詳しいガイドさんとともに、効率よく回りましょう。

ワット・プラ・シー・ラッタナマハータート

プラ・シー・ラッタナマハータート遊行仏画像
ラッタナマハータートの遊行仏

ワット・プラ・シー・ラッタナマハータートは、クメール文化の影響を色濃く残しています。小さな塔の上部の四面に刻まれているのは、観世音菩薩の涼しげな顔ですが、カンボジアのアンコール=トムのバイヨンを連想させる造形です。

クメール式の大きなプラーンの左側には、 有名な遊行仏があります。腕と足の一部は失われていますが、それでも今にも歩き出しそうなほど! 優しくほほえんでいるような表情も印象的です。
プラーンの手前には、顔が無くなってしまった仏像や、下半身が土に埋まったままの仏像などがいくつも、それぞれ静かに並べられています。

ワット・チャーン・ローム

ワット・チャーン・ローム画像
ワット・チャーン・ロームの仏塔

ワット・チャーン・ロームでは、正方形の台座の上にそびえるスリランカ様式の大きな釣り鐘型の仏塔が有名です。このチェディ(仏塔)の台座のまわりには、39匹の石の象が配されており、重い仏塔をしっかりと支えています。台座の角に位置する4匹の象には、美しい漆喰の装飾が施されています。ワット・チャーン・ロームのチェディは基壇が二階構造になっていて、下層では象がチェディを支え、上の層には仏像が収められているという独創的な造りになっています。

ワット・チャーン・ロームのすぐ近くに、本物の子象が出没することもあるとか・・・。

ワット・ナーン・パヤー

ワット・ナーン・パヤー画像
ワット・ナーン・パヤーのレリーフ

スリランカ様式の釣り鐘型仏塔の左側に、屋根で覆われている一角があります。その壁面の外側に施された繊細なレリーフが、ワット・ナーン・パヤーでの一番の見所です。

大空に突き刺すように立ち並ぶ列柱と、仏塔の先端の対比が見事です。

ワット・チェディ・チェット・テーオ

ワット・チェディ・チェット・テーオ画像
スコータイ様式の仏塔

ワット・チェディ・チェット・テーオでは、それぞれ異なる芸術スタイルで造られた33基の仏塔が混在するさまを、ご覧ください。先端が蓮の形になっている仏塔が、スコータイ様式です。

一番奥にある西端の仏塔の中央・両脇には、仏像が配置されています。仏塔の背後には、ナーガ上の釈迦が、他の仏像とは異なり、あまりにも完全な姿で残されており、美しく異彩を放っています。

スコータイ遺跡公園(スコータイ歴史公園)

スコータイ遺跡公園画像
上空から望むスコータイ遺跡

スコータイはスコータイ王朝の中心地であり、第三代王ラームカムヘン(在位1279~1300年)の時代には『水に魚あり、田には米あり...』とうたわれ、王朝の絶頂期でした。スコータイ王朝はその後、1378年に同じタイ族のアユタヤ朝によって属国化され、約140年の短くも輝かしい歴史に幕を下ろしました。

現在使われているタイ文字は、スコータイ王朝の時代に作られたものです。また、今のタイが仏教国として栄えていることも、スコータイ王朝の時代に仏教が奨励されたことに基づいています。いわば現代のタイ文化の源流は、スコータイにあるといえるでしょう。

スコータイ遺跡公園(スコータイ歴史公園)は、ジャングルの中に数百年にわたり放置されていた遺跡群を、タイ芸術局とユネスコが修復した広大な史跡公園です。スコータイ遺跡公園は城壁内(中心部)と城壁の東部・西部・南部・北部の5つのエリアに分かれています。主要な遺跡は城壁内(中心部)に36ヶ所、城壁外に90ヶ所確認され、さらに小さい遺跡も含めると300以上もあるそうです。

広大なエリアに渡って、あまりにも数多くの遺跡が点在しているため、そのひとつひとつを見て回るのでは、かなりの日数がかかってしまいます。スコータイ遺跡公園ツアー 1泊2日では、スコータイ遺跡公園内を代表する有名な遺跡を、専門の日本語ガイドがご案内します。

スコータイ遺跡公園内の遺跡群は、古の時代に華麗に咲いた文化の物語を、静かに語りかけてきます。

ワット・マハタート(マハタート寺院)

ワット・マハタート画像
スコータイを支えた王室寺院

城壁内のほぼ中央、王宮の西にあるワット・マハタートは、スコータイで最も重要とされる王室寺院であり、タイを代表する寺ともいわれています。スコータイ遺跡公園(スコータイ歴史公園)内でももっとも大きく、見応えのある寺院です。

かつてのワット・マハタートは、さまざまな様式の仏塔が200基ほど、礼拝堂が10か所、モンドップ(屋根に塔が付いた仏堂)が8つ、本堂1つ、池が4か所もある壮大な寺院でした。
遺跡としてのワット・マハタートには、先端にハスのつぼみをつけたスコータイ独自のチェディ(ベル型仏塔)と御堂跡が残されています。

紅土で造られ漆喰で塗り固められたクメール様式の四角い仏塔が、ひときわ目を引きます。仏塔には階段が付いており、行列する釈迦の弟子が描かれ壁画の痕跡を見ながら上れるようになっています。

御堂に安置されている漆喰の仏像は遊行仏と呼ばれ、スコータイ時代特有の様式であり、今にも歩き出しそうなフォームが特徴的です。高さ8mの本尊は、ラーマ1世(在位1782-1809)によってバンコク王朝のワット・スタットに移されています。

ワット・シーサワイ

ワット・シーサワイ画像
シンボルは3つの塔堂
正面から望むワット・シーサワイ

ワット・シーサワイは、ワット・マハタートの南西に位置しています。トウモロコシを直立させたような3つの塔堂をもつ寺院として有名です。プラーンと呼ばれる仏塔の表面には、ガルーダなどの飾りが美しく残っています。

プラーンには3基とも内室があり、ここから水上で眠るナーラーイ神の像やシヴァリンガなどが見つかったことから、もともとヒンドゥー寺院だったものが、のちに仏教寺院に変わったと考えられています。

ワット・スラ・シー(ワット・サ・シー)

ワット・スラ・シー画像
スコータイで最も美しい寺
湖面に映えるワット・スラ・シー

ワット・スラ・シー(ワット・サ・シー)は、城壁内にある池に浮かぶ小島に建立された寺院です。スラ・シーは「聖なる池」という意味です。雅さはスコータイ随一とうたわれるだけに、周囲を池に、遠くは山々に囲まれるワット・スラ・シーの美しさは、たとえようがありません。ことに夕陽が落ち、黄昏色に染まるワット・スラ・シーの姿はあまりに美しく、夕方になると多くの観光客を引き寄せます。

橋を渡ってワット・スラ・シーの境内に入ると、スリランカ様式の釣鐘型の仏塔が大小合わせて9つ、東には礼拝堂、池の真ん中には本堂が見えてきます。本堂にはたくさんの柱が残されており、その奥に仏像が鎮座しています。仏塔の前には、優美なラインを描く遊行仏が、美しい姿を見せています。

ワット・シー・チュム

ワット・シー・チュム画像
ワット・シー・チュムの大仏

ワット・シー・チュムは、ワット・マハタートから北に約1.5km進んだ場所に位置しています。ワット・シー・チェムの正面に立つと、建物の壁の切れ目から、巨大な仏像が見えてきて、圧倒されます。 その白い仏像の視線に引き込まれるようにして御堂のなかに入ると、四方を壁に囲まれたなか、窮屈そうに収まっている大仏の姿を見上げることができます。高さ15m、幅11.3mの巨大な仏像は、アッチャナ仏と呼ばれ、レンガに漆喰をかけて造られています。アッチャナ仏の右手の付け根付近には、金箔が残されており、かつては全身が金色に装飾されていたことがしのばれます。

おだやかな表情を浮かべる大仏を見上げていると、心地よい静寂と清涼感に心が癒されます。

大仏が収まっている建物は、正方形の屋根のない御堂で、モンドップと呼ばれています。モンドップの入り口の両壁には隠し通路があり、王の緊急避難用通路として、第二の都市スィー・サッチャナライまでつながっていたと言われています。

ワット・プラ・パーイ・ルアン

ワット・プラ・パーイ・ルアン画像
スコータイ最古の寺
ワット・プラ・パーイ・ルアンの塔堂

ワット・プラ・パーイ・ルアンは、スコータイ最古の寺であり、ワット・マハタートに次いで重要な寺院でした。ワット・シー・チュムのすぐ近くにあります。

御堂の周囲には堀がめぐらされ、かつて中には3つの塔堂がありましたが、現在はスタッコ(飾り漆喰)で装飾された北の塔堂のみが残っています。

さらに奥には崩れかけの仏塔があり、台座を囲むように、かろうじて2体の仏像(立像と遊行仏)が残っています。もともとは四角柱の四面に、4体の仏像(あとは座像と涅槃像)が貼り付けられていたとのことです。

ピッサヌローク

ピッサヌロークのチンナラート仏画像
タイでもっとも美しい仏像
チンナラート仏

ピッサヌロークは、スコータイへの玄関口として有名です。ピッサヌロークにある「ワット・プラスィー・ラッタナー・マハタート」はタイ国内屈指の重要な寺院です。

本尊のチンナラート仏は、タイで最も美しい仏像と言われています。ふっくらと慈愛に満ちたその表情は、人の心に平安をもたらす深い優しさを、いつでも湛えています。

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